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「ひとつ灯せ―大江戸怪奇譚」を読みました ☆☆☆☆4つ [読書]


ひとつ灯せ―大江戸怪奇譚 (文春文庫)

ひとつ灯せ―大江戸怪奇譚 (文春文庫)

  • 作者: 宇江佐 真理
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/01/08
  • メディア: 文庫




内容(「BOOK」データベースより)
作り事は一切無用。ほんとうにあった怖い話だけを披露し合うという集まりに顔を出すようになった清兵衛は、いつしかその妖しい魅力に取り憑かれてゆく。やがて各々の身辺に奇妙な出来事が起こりはじめ、ひとり、またひとりと…。老境を迎えた男女の迷いと、人知の及ばぬ事件が絡み合う、哀愁味あふれる怪奇譚。

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宇江佐真理の「ひとつ灯せ―大江戸怪奇譚」を読みました。

宇江佐真理の怪談とはいかなるものかと少々怪しんでみた
のですが、読み終えてみるとやっぱり面白かった。

怪異そのものは怪異としてあり、単に奇妙な話ではなく幽霊とか
そのものずばりが出てくるのですが、この本の面白さというのは
怪異譚の面白さに加え、登場人物たちの人間関係や心の動き
にあると思います。

怪談であり、人情噺でもある。
というと古典落語のようですが、そこまで軽妙でもない。

それにしても宇江佐真理の話の作り方はさすがと言うしかない。
短編連作として書かれた物らしいが、はじめからここまでの
構想はあったのだろうか。
全体の構成もしっかりとしてメリハリがあるが、文章も読者を引き
つけて離さない。

もとから巧い作家でしたが、最近の作品はますます円熟味を
増したように思います。

ところでkaz777は通勤時間が長いので電車の中で本を読んでいて
感想を書きたい本も結構たまっている。
けれど、書く時間がなくて困っていたりもしますよ。
それと、買ったはずなのに行方不明になってしまった本とかも
あって、これも困る。
読みたいのにすぐに見つからないというのはもどかしいです。



タグ:宇江佐真理
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『シャングリ・ラ』を読みました ☆☆2つ [読書]

時期をはずした感があるけど『シャングリ・ラ』を読みました。
アニメの原作になった本です。

アニメのほうは最後のほうで説明セリフばかりで
物語が展開してしてしまったので、原作はどうか?

結論から言うと『う~ん?』という感じ。
面白くなくはない、という微妙な感想です。

疑似科学的なSFかと思ったらオカルトでした。
炭素経済という架空の経済基盤は面白い設定だったけど。

後半になると『実はこんな裏設定があったんです』みたいな
唐突な事象の連発。

自分に向けて撃たれた弾を撃ち返したりして、「メタル・エイジ
なら誰でもできる」見たいな事、いきなり言われても読者は
ついていけないですよ。

登場人物たちの性格がいろいろブレてしまって、これは
成長とか心境の変化とは捕らえがたい。

終始一貫していたのはモモコと涼子くらいか。
モモコにしても『お父さん化』という裏設定があったし
涼子は後半になっていきなり登場して、存在そのものが
唐突だった。

大元のオカルト・テーマがあって、そこに着地させようと
したんだろうけど、無理矢理感が否めない。

オカルトが根本テーマだとしたらそちら側の説明がなさすぎる。

解説によると次作の『テンペスト』は『シャングリ・ラ』の欠点
が大分なくなっているとか。
さて、読むべきか、どうしようか?


シャングリ・ラ 上 (角川文庫)

シャングリ・ラ 上 (角川文庫)

  • 作者: 池上 永一
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/10/25
  • メディア: 文庫



シャングリ・ラ 下 (角川文庫)

シャングリ・ラ 下 (角川文庫)

  • 作者: 池上 永一
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/10/25
  • メディア: 文庫



シャングリ・ラ (1) (角川コミックス・エース 174-3)

シャングリ・ラ (1) (角川コミックス・エース 174-3)

  • 作者: 池上 永一
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/11/26
  • メディア: コミック



シャングリ・ラ (2) (角川コミックス・エース (KCA174-4))

シャングリ・ラ (2) (角川コミックス・エース (KCA174-4))

  • 作者: 烏丸 匡
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2009/04/25
  • メディア: コミック



シャングリ・ラ (3) (角川コミックス・エース 174-5)

シャングリ・ラ (3) (角川コミックス・エース 174-5)

  • 作者: 烏丸 匡
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/09/26
  • メディア: コミック



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浮かれ黄蝶―御宿かわせみ 34 ☆☆☆☆ 星4つ [読書]


浮かれ黄蝶―御宿かわせみ〈34〉 (文春文庫)

浮かれ黄蝶―御宿かわせみ〈34〉 (文春文庫)

  • 作者: 平岩 弓枝
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/09/04
  • メディア: 文庫




内容(「BOOK」データベースより)
麻生家に通う途中で見かけた新内流しの娘の視線に、思惑を量りかねる麻太郎。ある日その娘がひったくりに遭い、その荷物を麻太郎が取り返してやるのだが…。麻太郎、花世、源太郎たちが大活躍する表題作をはじめ八篇を収録。次巻より、文明開化の東京へと舞台を移す人気シリーズ、「江戸のかわせみ」の掉尾を飾る一冊。
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長いシリーズですが、どうも江戸編はこれで終了のようです。
新・御宿かわせみは明治編のようですが、雑誌掲載や単行本は
追いかけていないので文庫本待ちです。

とはいえ、江戸編の終わりといっても終わりらしいところは何もなく
いつもどおりの御宿かわせみであった。

ほぼ完全に第二世代の麻太郎&源太郎コンビに話の中心が
移っています。

花世もだいぶおちゃっぴいな娘になってきました。
おるいの子供時代の話もあったりして、これはちょっと珍しい
話だったかも。


☆☆☆☆ 星4つ
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薔薇盗人  ☆☆☆ 星3つ [読書]


薔薇盗人 (新潮文庫)

薔薇盗人 (新潮文庫)

  • 作者: 浅田 次郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 文庫





内容(「BOOK」データベースより)
「親愛なるダディと、ぼくの大好きなメイ・プリンセス号へ」―豪華客船船長の父と少年をつなぐ寄港地への手紙。父の大切な薔薇を守る少年が告げた出来事とは―「薔薇盗人」。リストラされたカメラマンと場末のストリッパーのつかの間の、そして深い哀情「あじさい心中」。親友の死を前にして老経営者に起きた死生への惑い「死に賃」。人間の哀歓を巧みな筆致で描く、愛と涙の6短編。


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kaz777的には「あじさい心中」と「ひなまつり」が叙情的でよかったと思います。
表題作の「薔薇盗人」は正直言ってイマイチ趣味ではないかも。

初期のころと違って、最近の浅田次郎は物語を無理やり大団円に持っていって
めでたしめでたし、とする傾向がありますかね。

そのへんがちょっと好きではないのですよ。
たとえば、長編では『王妃の館』とか『オー・マイ・ガァッ!』とか。
それはちょっと人間として不自然だろう? と突っ込みたくなるんですよね。

「薔薇盗人」もそんな感じで、この物語の後、この母親はいったいどうする
んだろうと疑問でした。

本来なら修羅場に突入するであろうに、夫の帰宅を喜ぶなんて、おかしいと
思いますよ。



というわけで、いつもの浅田次郎作品より評価は低く、それでも 


☆☆☆ 星3つ
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Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7 ☆☆☆☆ 星4つ [読書]


Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7 (文春文庫 い 47-11)

Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7 (文春文庫 い 47-11)

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/09/04
  • メディア: 文庫



Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉

Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本




内容(「BOOK」データベースより)
振り込め詐欺グループVSマコト連合軍。絵画商法の“ヴィーナス”に恋をしたオタク青年、少年放火犯VS連続放火魔、マコトの俳優デビューとタカシの危機…。刻々と変化するストリートで、生き残りをかけた若者たちの「いま」を描く新世代青春ミステリー。

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『Gボーイズ冬戦争』の文庫版が出ましたよ。

上の書評にある 『新世代青春ミステリー』 という紹介はちょっと恥ずかしい
くらいにはずしていると思うkaz777です。


マンネリと評する人も多いですが、それは短編連作ものの宿命だと思います。
むしろkaz777は、これだけシリーズを続けてきて、標準以上のクオリティを
保っている点を評価したい。

第1作目では主人公マコトは事件の渦中にあり、彼も、彼を取り巻く環境も、
瑞々しく、且つ衝撃的でした。

最近ではさすがに第1作ほどのインパクトはもう出せないし、マコトは事件の
中心ではなく、トリックスターとしての立場が強くなってきています。
しかしそれは、長くシリーズを続けてきたが故の変化であり、許容すべきこと。
むしろ、進むべき方向を誤ることなく順当に進化してきたとも言えます。

キング・タカシやサルがだんだん『いい人』になってしまって、初期作品のような
魅力がなくなっているとはkaz777も思いますが、彼らも作中で年を重ねてきており
永遠に子供ではいられないということを感じさせてくれます。


何はともあれ好きな作品であり、十二分に楽しめる内容で、今作も一気に
読み終えてしまいました。


☆☆☆☆ 星4つ

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同期 今野敏  ☆☆ 星2つ [読書]


同期

同期

  • 作者: 今野 敏
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/07/17
  • メディア: 単行本



内容紹介
“願いはただ、同期を救うことだけ。” ウチコミの最中に逃走した暴力団員から発砲された警視庁捜査一課の宇田川を間一髪で救ったのは、同期の公安刑事だった。直後、その男は懲戒免職になり姿を消す。

内容(「BOOK」データベースより)
懲戒免職になった同期の公安刑事が、連続殺人の容疑者に。「教えてくれ。おまえはいったい何者なんだ」男たちの前に立ちはだかる最も高い壁—組織の論理。その壁を突破するのは、刑事たちの誇りと絆。現時点での集大成ともいえる最新警察小説、登場。

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というわけで、初・今野敏ですよ。
なぜ、読んだことのない作家のお高い単行本を買って
しまったかと言うと、本屋でサイン会の広告を見たからです。

ミーハーなkaz777は『小説家のサインがもらえる』という
理由だけで分厚いハードカバーに大枚はたいてしまいました。

結論から言うと『面白くなくはない』という感じ。
同じ警察小説というジャンルでくらべると、スピード感では
大沢在昌に軍配が上がり、緊迫感では横山秀夫の方が臨場感
がある。

悪くはないけど、ちょっとkaz777の好みからははずれるな。

☆☆ 星2つ



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夕映え天使 ☆☆☆☆ 星4つ [読書]

今日はネギを拾いましたよ。
朝、スーパーの駐輪場にスクーターを停めて、夜帰るときには
なぜかシートの上にネギが置いてありました。

売り場からそのまま持ってきたような、テープで3本まとめて
あるやつ。
今はうちの冷蔵庫の中にしまってあります。
野菜も高いですからね。




夕映え天使

夕映え天使

  • 作者: 浅田 次郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/12
  • メディア: 単行本




内容(「BOOK」データベースより)
さびれた商店街の、父と息子二人だけの小さな中華料理店。味気ない日々を過ごす俺たちの前に現れた天使のような女・純子。あいつは線香花火のように儚い思い出を俺たちに残し、突然消えてしまった。表題作「夕映え天使」をはじめ、「切符」「特別な一日」「琥珀」「丘の上の白い家」「樹海の人」の6編の短篇を収録。特別な一日の普通の出来事、日常の生活に起こる特別な事件。

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う〜む、傑作!
浅田次郎、珠玉の恋物語集。
これはラブストーリーと言ってはいけません。
恋物語です!

すべてが傑作というわけにはいきませんが、短編ながら
いずれも読み応えのある作品ばかりです。

個人的な感想ですが、「丘の上の白い家」はとてもとても
雰囲気のいい作品ですが、最後のあれは蛇足だったのでは
ないかと思います。

「特別な一日」はかなり古くからあるモチーフというか、
どこかで読んだことのあるような話ですが、途中でネタ
がわれても最後まで読ませる筆力はさすがです。

そして表題作の「夕映え天使」はすばらしい!!
これだけの枚数で、なんという余韻を作り出していることか!!
kaz777の語彙ではとてもこの感動をお伝えできません。
この作品だけなら☆☆☆☆☆ 星5つ!!

全体で ☆☆☆☆ 星4つ
タグ:浅田次郎
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三匹のおっさん ☆☆☆☆ 星4つ [読書]

最近のkaz777のブログは始めた頃にくらべてアニメやマンガの
記事が多くなっていました。

別に何を書いてもいいんだろうけど、独り言的な日記をつけたい
という、最初の動機もkaz777の中でつよく残っており、自分の
なかでバランスがとれなくなってきています。

と、いうわけで、アニメ・まんが・ライトノベル等の記事は別の
ブログに分けることにしました。
kaz777のサブカルでGO

こちらの『ネコとペンギンの午後』は当初のテーマに沿って、
日記や映画・読書の感想などをメインにやっていこうと思います。


三匹のおっさん

三匹のおっさん

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/03/13
  • メディア: 単行本



内容紹介
腕に覚えありの武闘派2名、機械をいじらせたら無敵の頭脳派1名。
かつての悪ガキが結成した自警団が、今日もご町内の悪を斬る!
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図書館で予約して3ヶ月近く待ったでしょうか。
有川浩は人気があるようです。

これまでの有川作品と違って主人公は、おっさんであるkaz777を
はるかに超えた、60代の超おっさん3人組。
しかも『さわると危険』なおっさんたち。

むかしTVの時代劇で『三匹が斬る』(出演:小朝とか長山洋子とか)
というのがありましたが、そんなイメージかな?

もちろん有川浩ですから、恋愛要素もあります。
おっさん達の孫と娘の、今時あり得ないような純愛ですよ。

剣道の師範でもある清一が退職後、孫の祐希のアルバイト先に
嘱託として再就職しますが、そこでトラブルに巻き込まれるのが
三匹の最初の事件となります。

はじめは反発していた孫の祐希がだんだんと清一に近づいていく
ようすとか、則夫が年をとってから生まれたひとり娘の早苗を
溺愛している様子とか老若男女楽しめる内容になっています。

☆☆☆☆ 星4つ
タグ:有川浩
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つばさよつばさ ☆☆☆☆ 星4つ [読書]


つばさよつばさ

つばさよつばさ

  • 作者: 浅田 次郎
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/09/27
  • メディア: 単行本



ひさしぶりにライトノベルではない本の感想です。

旅先作家であるところの浅田次郎が航空会社の
機内誌に連載していた旅のエッセイ集。

浅田次郎は小説も面白いけどエッセイも面白いです。
面白すぎて『これ、実話なの?』と疑いたくなるような
エピソードもしばしば。

『旅についてのエッセイだからおいしいものについて書く、
だとおもしろくないからまずいものについて書く』とか
独特のユーモア感覚で抱腹絶倒させられたり、真摯な
怒りの感情に共感したりと、つまらないお話がない。

☆☆☆☆ 星4つ
タグ:浅田次郎
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最近のいろいろ [読書]

なんだかな〜。
いろいろあって、なんかこーもちべーしょんががくーんと
おちこんでますよ。
ああ、ひらがなだけだとすごくあたまわるそうだ・・・

だいぶブログの更新をさぼったけど、ちゃんと会社行ったり
マンガ見てたりしてます。


アキハバラ電脳組 2011年の夏休み【劇場版】 [DVD]

アキハバラ電脳組 2011年の夏休み【劇場版】 [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD



ケーブルTVの有料チャンネルで見たんですが、こちらは劇場版。
2回見て面白かったのでDVDを買っちゃいました。
TVシリーズも面白かったので見直したいのですが、中古でも
DVD高いですよ。
この作品はやっぱりディーヴァのデザインが秀逸だと思うのです。
それにアニマ・ムンディたちの掛け合い。
すずめのマシンガン・トークにひばりのあっさりスルーな会話が
とても楽しいです。


闇狩り師 黄石公の犬 (トクマ・ノベルズ)

闇狩り師 黄石公の犬 (トクマ・ノベルズ)

  • 作者: 夢枕 獏
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2009/06
  • メディア: 新書



20年ぶりの新作ですよ。
はじめて闇狩り師を手に取ったとき、帯の『ミスター仙人』という
コピーに身の奮えるような感動を味わったものです。
日本の伝奇小説というジャンルは夢枕獏の『闇狩り師』『魔獣狩り』と
菊池秀之の『魔界都市・新宿』で激動の時代に突入しました。
というより、これ以降はこの二人のコピーしかないと言っても
いいくらい。
ある意味、文学史上の転換期をリアルに経験できたkaz777は幸運です。


エロイカより愛をこめて 35 (プリンセスコミックス)

エロイカより愛をこめて 35 (プリンセスコミックス)

  • 作者: 青池 保子
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2009/06/16
  • メディア: コミック



このシリーズも長いです。
20年以上も続いてますが、相変わらず面白いです。
35巻は少佐のお父さんネタが2本と新章の序章です。


スキップ・ビート! 22 (花とゆめCOMICS)

スキップ・ビート! 22 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 仲村 佳樹
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/06/19
  • メディア: コミック



キョーコがまたかっこ良く変身!
やっぱりこのマンガ面白いです。
アニメ2期はないのかな?
衝撃のシーンで次巻への引き!
続きが気になります。


ゼロの使い魔 17 黎明の修道女〈スール〉 (MF文庫 J や 1-21)

ゼロの使い魔 17 黎明の修道女〈スール〉 (MF文庫 J や 1-21)

  • 作者: ヤマグチノボル
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2009/06/25
  • メディア: 文庫



16巻でかなり深刻に別れてしまったルイズとサイトですが
わりとあっさり復縁してしまってちょっとがっかり。
アンリエッタがこの後どうするか気になりますが、やはり
今後のストーリーはタバサの動向がキーになりますね。


二十面相の娘少女探偵団 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

二十面相の娘少女探偵団 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

  • 作者: 小原 愼司
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2009/06/23
  • メディア: コミック



二十面相の娘シリーズ最終巻です。
ジト目で意地悪な顔したチコがちょっとかわいいと思ってしまいました。
アニメのDVDをもう一度見直したいです。
でも時間がない・・・

最近、20年ぶりくらいでまた飯島真理のファンを
再開したkaz777です。
『マクロスA』の2号に飯島真理のインタビューが
載っていたので思わず買ってしまいましたよ。
飯島真理がマクロスのインタビューを受けるなんて、
古いファンにはちょっと意外でしたが。
近日発売予定のニューアルバムも楽しみです。

mari.jpg

秋には『もってけ』つながりで『らき☆すた』と
『マクロスF』のコラボ一番くじがあるらしいです。
これは身代傾くまで投資せねば!

rakimac.jpg
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