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Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7 ☆☆☆☆ 星4つ [読書]


Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7 (文春文庫 い 47-11)

Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7 (文春文庫 い 47-11)

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/09/04
  • メディア: 文庫



Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉

Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本




内容(「BOOK」データベースより)
振り込め詐欺グループVSマコト連合軍。絵画商法の“ヴィーナス”に恋をしたオタク青年、少年放火犯VS連続放火魔、マコトの俳優デビューとタカシの危機…。刻々と変化するストリートで、生き残りをかけた若者たちの「いま」を描く新世代青春ミステリー。

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『Gボーイズ冬戦争』の文庫版が出ましたよ。

上の書評にある 『新世代青春ミステリー』 という紹介はちょっと恥ずかしい
くらいにはずしていると思うkaz777です。


マンネリと評する人も多いですが、それは短編連作ものの宿命だと思います。
むしろkaz777は、これだけシリーズを続けてきて、標準以上のクオリティを
保っている点を評価したい。

第1作目では主人公マコトは事件の渦中にあり、彼も、彼を取り巻く環境も、
瑞々しく、且つ衝撃的でした。

最近ではさすがに第1作ほどのインパクトはもう出せないし、マコトは事件の
中心ではなく、トリックスターとしての立場が強くなってきています。
しかしそれは、長くシリーズを続けてきたが故の変化であり、許容すべきこと。
むしろ、進むべき方向を誤ることなく順当に進化してきたとも言えます。

キング・タカシやサルがだんだん『いい人』になってしまって、初期作品のような
魅力がなくなっているとはkaz777も思いますが、彼らも作中で年を重ねてきており
永遠に子供ではいられないということを感じさせてくれます。


何はともあれ好きな作品であり、十二分に楽しめる内容で、今作も一気に
読み終えてしまいました。


☆☆☆☆ 星4つ

nice!(17)  コメント(2) 

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コメント 2

やまがたん

今日、明日はPTA、イベント開催と多忙なため
簡易訪問とさせていただきますのでご了承願います
コメントは後日改めてさせていただきます
訪問ありがとうございました^^
( ゚∀゚)o彡°広告もランキンクも゙☆ポチッとオウエン☆
by やまがたん (2009-09-05 06:11) 

やまがたん

活字を見ると・・・すぐに気絶してしまう私です・・・
訪問ありがとうございました^^
( ゚∀゚)o彡°広告もランキンクも゙☆ポチッとオウエン☆
by やまがたん (2009-09-09 06:30) 

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