寿司屋のかみさんシリーズ 佐川芳枝 [読書]
ダンボール箱を整理していたら面白い本が出てきたので紹介してみます。
寿司屋の女将さんが書いたエッセイ集です。
日本人でお寿司の嫌いな方は少数派だと思います。
その少数派の方でも読めばきっと面白いと思います。
佐川さんのお店は名登利寿司という、廻らない普通のお寿司屋さんです。
廻らないお寿司屋さんと言うと、お値段とか格式とか敷居が高いように
思われがちですが、銀座の寿司割烹でもない限り、街のお寿司屋さんは
そんなことは有りません。
仕入れから仕込み、値段の付け方まで寿司屋の裏側が全部書いてあります。
なれていない人は、いざ一人で寿司屋に入ろうとすると、いろんなことが
頭の中でぐるぐるすると思います。
注文の仕方は？
どんな種類が有るの？
食べ方は？
マナーは？
お値段はどれくらい？
この本を読めば、知りたいことが全部わかって、お寿司屋さんは怖く
なくなります。
文章がまた面白くて、素人臭いところがなく、すらすら読めます。
グルメ雑誌のヨイショ記事でもないので、内容も信用できると思います。
実際、kaz777の近所の寿司屋では、お好みでたらふく呑んで喰って
１万円でおつりがきます。
（ウニ、トロ、イクラなど高いものはあまり食べないせいも有りますが）
ちょっとこ洒落たフレンチやイタリアンでワインを開けるより安かったり
しますよ。
寿司屋で一人で呑んでいると、『ああ、俺も大人になったなぁ』などと
思ってしまいます。
ちょっとおっさん臭い？
佐川さんは上で紹介している本の他にも出版されています。
たしか児童向けの絵本もだしていたはず。
寿司屋の女将をやりながら書いているのだからすごいですよね。
はじめまして m(_ _)m にしておきます
まるのまるみ です
お寿司 大好き～☆
寿司のシリーズ本なんですね
面白そうですね(^-^)
見つけたら 読んでみます
by まるのまるみ (2008-05-20 11:35)
初めまして（笑）
読んでて美味しそうなのも有るんですけど
読み物として面白いです。
故・橋本龍太郎元首相がこの本を読んで
愛読者カードを送ったとか、現職中にSP
に囲まれて来店したとかのエピソードが
有ります。
by kaz777 (2008-05-20 22:11)