栞と紙魚子の百物語 諸星大二郎 朝日新聞出版 [コミックス]
栞と紙魚子シリーズ最新刊です。
例によっておかしな胃の頭町に、例のごとくおかしな新キャラが参入します。
諸星大二郎は特徴的な絵ですので、人によって好き嫌いがはっきりすると思いますが
お話のほうは保障つきです。
栞と紙魚子シリーズはナンセンスコメディですが、マッドメン、孔子暗黒伝、妖怪ハンター
などのシリーズはシリアスな伝奇的な作品でお勧めです。
短編集など、文庫でもいろいろ出ていますので是非一度読んでみてください。
柳生十兵衛死す 第3巻 山田風太郎/石川賢 リイド社SPコミックス [コミックス]
今回、原作本も紹介してみました。
前巻は織田信長が出てきたところまででしたが、今回も豪華キャストです。
木下藤吉郎、由井正雪、荒木又右衛門、宝蔵院胤舜、天草四郎時貞、
英雄・豪傑がそろい踏みです。
すごいです!
大爆発です!
江戸を揺るがす巨大空中戦艦同士の激突です!
元々は集英社のヤンジャン系の雑誌で連載されていたらしいです。
リイド社のSPコミックスは復刊本ですね。
第3巻で完結です。
ぶっせん 上中下 三宅乱丈 太田出版 [コミックス]
またまた段ボールの底から出てきました。
本格的仏教ギャグマンガ、ぶっせん
貧乏な仏物専寺の修行僧・雲信は和尚が入院中に手っ取り早く金儲けをするために
居候の山伏・丸慶と組んで仏教専門学校を始めます。
もちろん受験生は全員合格させて入学金を集めますが、生徒の中にライバ
ル金々腹寺のまぬけなスパイ・正助が混じっていました。
でたらめな学校を作った割には根が生真面目な雲信は生徒たちにまじめに修行
させようとしますが、集まってきたのはろくでもない連中ばかり。
相棒の丸慶はまったく頼りにならず、苦悩の日々が続くなか、和尚が病院から
戻ってきて・・・生徒たちの学費を持ってトンズラ!
さらに金々腹寺の貞奉や阿闍梨の娘たち、キャバレーのオーナーアケミや町長
まで絡んできて大騒ぎ!
女性作家らしからぬ独特の絵で抱腹絶倒のギャグ満載。
もともとは講談社から出版されていたものですが、kaz777が持っているのは
一昨年に太田出版から再販された上中下巻です。
タグ:三宅乱丈
おもいでエマノン 梶尾真治/鶴田謙二 徳間書店 [コミックス]
おもいでエマノン (リュウコミックス)
読まなければいけない本がいっぱい有るのに、なぜ次から次へと
マンガを買ってしまうかな、kaz777。
だって久しぶりの鶴田謙二だもん、と言い訳をして・・・
主人公が船の中で出会った不思議な少女。
長い髪にソバカス、ジーパンをはいてタバコを吸うフーテン娘は
エマノンと名乗った。
彼女は、地球に生命が発生してから現在までのことをすべて記憶
していると言う。
原作は読んだこと有りませんが、この作品を見ると雰囲気が
いかにも『鶴田謙二』だなあ、と思います。
どこか懐かしいような、寂しいような、不思議な読後感があります。
すこし揺らいでみたい人にお勧め。
(有)椎名大百貨店 椎名高志 小学館 [コミックス]
椎名大百貨店 (サンデーGXコミックス)
久しぶりの短編集です。
書店にあったので買ってしまいましたが、Amazonで検索したら
19日発売予定のはず。なぜか? まあいいけど。
前の『(有)椎名百貨店』から何年ぶりでしょうか?
今度はタイトルが『大百貨店』になっています。
GXコミックスは大判だから?
柳生十兵衛死す 第2巻 山田風太郎/石川賢 リイド社 [コミックス]
三代将軍(予定)家光が! 宮本武蔵が! 佐々木小次郎が! 明正天皇が!
そしていよいよ、織田信長の登場!
信長に付き従う謎の忍者装束の男の正体は!?
ここまで荒唐無稽な話を、こんな豪快な絵で見せられたらたまりません!
宇宙船で治療を受けた武蔵がかっこいいぞ!!
二十面相の娘 うつしよの夜 第1巻 小原愼司 メディアファクトリー [コミックス]
雑誌とか読んでないので、こんなんあるとは知りませんでした。
アニメ化のタイミングで単行本が出ていなかったら見落としてたかも。
黒蜥蜴や怪鳥ハーピーなどサスペンス仕掛けの番外編集。
本編に負けず劣らず面白いです。
ピーター・セラーズの天才悪魔フーマンチューは昔TVで見ました。
今週の『もやしもん』 [コミックス]
イブニングは隔週刊だから「今回の」と行った方がいいのかな?
気合い入りまくりのA・ソーエに思わず吹き出しそうになりました。
歯を食いしばって耐えましたけど。
そうです、コンビニの雑誌コーナーでした。
気合い入りまくりのA・ソーエに思わず吹き出しそうになりました。
歯を食いしばって耐えましたけど。
そうです、コンビニの雑誌コーナーでした。
愛気 ISUTOSHI 少年画報社 [コミックス]
知らない間に『愛気』の6巻が出ていました。
出版情報をつかんでいなかったのであやうく
買い逃すところでした。
このマンガは「月刊ヤングキング」という、コンビニを
何件も廻らないと見つからない雑誌に掲載されていて
知らない方も多いと思うので簡単に説明すると・・・