カーマロカ 三雲岳斗 双葉社
『将門の首塚』とか、『将門の怨霊』とか聞いたことは有りましたが
この本を読むまで平将門が何をした人だか知りませんでした。
まったくもって無知とは恐ろしい。かつ恥ずかしい。
平安時代に朝廷に逆らい、関東を制圧して『新皇』を名乗ったとか。
いわば関東の覇王!
将門の乱と前後して起きた藤原純友の乱がどちらも成功していたら
日本は三国志時代に突入していたはず?
日本史的にものすごい重大な事件の主役!
ちなみに、この本は将門の乱が平定された後から始まります。
討たれたはずの将門が鬼王丸と名乗り、生きていた!
不死身の僧兵・愚彊!
忍者・甲賀望月三郎!
陰陽師・賀茂保憲!
そして将門の従兄弟にして最強の武将・平貞盛!
不死の渡来人・柊を連れ、将門は追手を振り切ることができるのか!?
すごくどきどきわくわくの一冊でした。
なぜかしばらくblog本文が読めなくて… やっと読めました。
歴史上の人物って好きな人、知ってる人とそうでない人の差が激しくなってしまいます。
いろいろ知っていた方が楽しいんでしょうけど、なかなか・・・(^-^;
by misuke-yota (2008-05-30 21:38)
misuke-yotaさん、コメントありがとうございます。
やっぱり歴史上の人物と言うと戦国時代か
明治維新に集中しちゃいますもんね。
by kaz777 (2008-05-30 21:44)
勝った政権側にとって、平将門は賊軍だったので資料はあまり残っていないだろうけど、(政権にとっての)大規模な反乱が起きたという事はその地域で支持を得て、また人気だったんだろうな。
どんな人だったのか知りたいですな。
by 猫村1号 (2008-05-31 23:11)
猫村1号さん(笑)、コメントありがとうございます。
この本を読みながらほかの資料も少し調べたのですが
やりたくてやったというより、成り行きで反乱起こし
ちゃったみたいな印象を受けました。
それでも関東の覇王!
『将門記』を原文で読んでみたいけど、きっと漢文
で書かれてるんだろうなぁ。
by kaz777 (2008-05-31 23:41)