パンズ・ラビリンス

昨日の失敗の痛手はスイーツだけでは癒しきれずに徹夜で
映画やアニメのDVDを鑑賞してしまいました。
おかげで今日の午前中は仕事をするフリをするのが精一杯。



昨年、映画館でも見たのですが、面白かったのでもう一回。
ダーク・ファンタジーの傑作です！

舞台はスペイン内戦時代。
少女オフィリアは母とともに母の再婚相手のところへ向かう途中、妖精に出会います。
妖精に誘われるまま迷宮に足を踏み入れ、そこで出会った牧神パンに『あなたは人間の
世界に迷い出た魔法の国の王女の生まれ変わりです』と教えられました。
そしてパンに導かれるまま、王女として認められるために３つの試練に向かっていきます。

現実の世界では冷徹な軍人（たぶんフランコ側？）である義父が戦死した自分の父を強く
想い、ひたすら男子の誕生を望んでいます。
一方で、オフィリアの身近にもレジスタンス（たぶん人民戦線側？）のメンバーが潜入し、
互いに苛烈な抗争を繰り返しています。

現実の世界と魔法の世界、ファシズムと反ファシズムの対比、対立を際立たせる場面構成は
とても見事です。

産まれたばかりの弟を抱いて迷宮をひた走るオフィリアの最後の試練は、いったいどんな
運命を彼女にもたらすのか！？

使い古された言葉ですが、衝撃のラストシーン！

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